2008年6月8日 竹田城「虎臥山」〜柏原

 何回も通ってるのですが、中々行くことがなかった竹田城に行ってきました。
 当日の天気予報は、「雨」。前々からこの日に行こうと決めていたものですから、ふて腐れて前日は夜更かしし、起きたのは9時過ぎ。外を見ると、朝方は降ったようですが、薄日が差している様子。いてもたってもおられず、ARに火を入れ、家を飛び出しました。

 昨今のガソリンの高騰により、節約のため、高速は使わず、国道176号線をずんずんと北上し、春日から北近畿豊岡自動車道路に乗ります。これができて、和田山へのアクセスがかなり早くなりました。しかも無料ですし♪(遠坂トンネルのみ有料:軽車両200円)
 当然ながら、遠坂トンネル手前で降り、旧道でトンネルを迂回し、再び豊岡道路に乗ります。
バイクはやっぱりワインディング走らなきゃ!しかし、この遠坂越えのカーブ、出口でRがきつくなっているところが多く、はみ出し注意です。久しぶりのARも、WRに比べれば車体が重い、ブレーキの効きが甘いのですが、ツーリングにはいいですね〜
 そんなに飛ばさなくても、下道だけで2時間弱で竹田城に到着しました。和田山を降りてからすぐなので、アクセスが便利!

駐車場に到着!自動車ではここから徒歩です。 トイレもあります。中に貸し出し用の杖のケースがありましたが、杖自体はありませんでした。 この山門から徒歩で10分弱でしょうか。アスファルトの1車線道路を1kmほど歩きます。
駐車場の奥には、険しいが近道も。
ツヅラ折れの山道を登っていきます、足腰に自信がないと・・・
山名、赤松両氏が建立した慰霊塔。大きな合戦があった場所の砂も奉安しているそうです。 車はUターン出来ませんが、バイクならここまでこれます。軽自動車ならギリです。すぐに城の大手門跡があります。

 段差のきつい階段を登り、ふっと広い敷地に出ました。そして、周りをぐるっと見ると・・・
 この感動は言葉では表せません。思わず
「うーーーーん」と唸ってしまいました。ま、高所恐怖症の人は「う〜〜〜〜ん・・・」と言って腰が抜けるかもしれませんが(^_^;)

竹田城
 山名持豊(宗全)の時代に築かれたと伝えられ、当初は石垣はなく、戦国時代に現在の城郭に整備されました。断崖絶壁の山の頂上に築かれた、日本でも有数の遺構が残る山城です。マチュピチュのようですなぁ…(行ったことないけど)
 城主は、太田垣氏〜羽柴秀吉の2度の攻撃により落城後は、秀吉の弟の羽柴秀長が城代として入り、桑山重晴〜五年後に赤松宏秀。

 憧れの竹田城。富山に行った時に訪れた七尾城もスケールが大きかったのですが、こちらは、美しい石垣と、すばらしい縄張りに心惹かれました。自然のままに残してある感じで、ベンチが数台あるくらいです。トイレはありません。当然ゴミ箱もありません。柵もないので、石垣のギリギリまで行くことが出来ます。(私は這っていきました。怖いし・・・)ま、落ちるとヤバいです。
綺麗に残っている石垣です。 見事な野面積みです。いいですね〜
遥か眼下ではお祭りをやっているようで、太鼓の音が聞こえます。デジカメの液晶見てると落ちそうで危ないです。 石垣の端まで行ってみました。こんな切り立った山にどうやって作ったんでしょう・・・ 足がすくみます。
この城山で一番高い場所の天守台。 そこへはこの梯子で・・・
城として機能していた当時は威圧感があったでしょうねー 天守台を望む

 たっぷりと堪能させていただきました。意外と人は少なかったですね。数組くらいでした。その分静かでのんびりと下界の喧騒を忘れ、まったりと過ごしました。
麓には公園や、キャンプ場?がありました。 センターもありましたが、レストランは休業中(ーー;)

 竹田城を堪能し、昼食に向かいます。あとは帰路ですので、和田山から北近畿豊岡道路に乗ってすぐの道の駅で、ちょっと遅めのランチです。但馬といえば、「但馬牛!」
 でも、贅沢は敵なので、「牛スジコン丼」にしました。{柔らかく煮込んだ但馬牛のスジ肉を丼にしました・・・}とありましたが、柔らかく無いスジも多い!アゴと歯に自信が無い人はやめたほうが良いでしょう。私は、あいにく丈夫なアゴですので、美味しく頂きました♪ご飯は、白米と古代米(赤いお米でした)を選べます。

道の駅「まほろば」新しく、綺麗です!カブトムシの幼虫も売ってました。以前はめだかも・・・ 「但馬牛」の牛スジコン丼(900円)古代米を選択
牛スジとこんにゃくの甘辛丼です。意外とボリューム有り!

 さくっと食べて、バイクに跨り出発!走り出してすぐに、口の中に以上が!!
 「牛スジが奥歯の歯の間に挟まってる!!」
気になります。気になります。気になります!

 食べ終わったときに、もっとチェックしとくべきだった・・・爪楊枝など持ってないので、気にしないように言い聞かせ、先へ進んだのでした。

帰り道にフラッと柏原へ